旅行前のPCR検査(陰性証明書)はいつまでに?

これまで新型コロナウイルスにより海外渡航への制限がありましたが、徐々に入国緩和が進み渡航可能な国が増えてきています。また新型コロナウイルスの影響で損失を被った観光業界を財政的に支援するために、地域観光事業支援(県民割)が実施されています。

海外旅行や県民割を利用する際に、PCR検査の結果が陰性であったことを証明する陰性証明書が必要となります。国や県によって陰性証明書の記載内容が異なることがあるため注意しなければいけません。

ここでは、陰性証明書や海外渡航時のPCR検査、県民割を利用するために必要な条件などを解説します。海外渡航や県民割の利用を検討している方は参考にしてください。

陰性証明書とは

陰性証明書とは、ある病気の検査結果が陰性であることを証明する書類です。新型コロナウイルスに関しても、現在、国内・海外旅行、イベント参加などさまざまな場面で陰性証明書の提出を求められます。
海外渡航の際に必要となる検査及び陰性証明書発行は、保険が適応されず自費で受ける必要があります。

海外渡航時のPCR検査

海外渡航時にPCR検査等を受けて陰性証明書が必要となる国や、陰性証明書があっても入国できない国もあります。さらに入国する国ごとに、必要な証明書内容が異なり、有効期限、検査方法、検体材料や採取方法、医療機関が指定されていることもあります。事前に入国先の、必要書類などをしっかり調べるようにしましょう。

人気エリアの各要件(ハワイ、韓国、中国)

日本で人気が高いハワイ(アメリカ合衆国)、韓国、中国の新型コロナウイルス関係の入国条件をまとめました。

ハワイ

ハワイ及びアメリカへの渡航については、2022年6月12日から、陰性証明書の提出が不要となりました。渡航に際して、陰性証明書は特に取得する必要はありません。
しかし、外国籍の旅行者に対してワクチン接種証明書(2回接種から14日以上経過)の提示が必要となります。
ワクチン接種証明書は海外用と国内用があるので、海外用を申請するようにしてください。
また、6月12日より以前は、宣誓書の提出も必要でしたが、こちらも提出不要となりました。

韓国

韓国は2022年6月1日から観光目的で入国できるようになりました。
韓国に入国するためには、搭乗時刻の48時間前以内のPCR検査または搭乗時刻の24時間以内のRAT検査(抗原検査)の陰性証明書が必要です。検体採取方法は、鼻咽頭ぬぐいと唾液どちらでも構いません。

指定の医療機関はありませんが、パスポートと同じ氏名、生年月日、パスポート番号、検査方法、検査日時、検査結果、発行日時、検査機関名が記載されている必要があります。

また韓国に入国後3日以内のPCR検査の受検義務、6~7日以内の迅速抗原検査の受検勧告があります。

中国

2022年6月14日現在、中国へ観光目的では入国できません。
しかし、公務や親族訪問(葬式や看病など)などを目的とした入国は可能です。

日本から中国への渡航条件は以下の通りです。
・搭乗予定日2日前のPCR検査の陰性証明書
・出発予定時刻24時間以内のPCR検査の陰性証明書※
・健康コードの申請
・出発予定時間12時間以内の抗原検査の陰性証明書

※ 2日前に受けた医療機関とは異なる特別指定検査機関で受けるように規定されています。

陰性証明書は、中国大使館・総領事館指定のフォーマットを用い、氏名(ローマ字表記)、生年月日、パスポート番号、国籍、日本の電話番号、中国の電話番号、医師の証明または印、検査機関印が記載されている必要があります。

リプロセルのPCR検査キット

リプロセルのPCR検査では速達扱いとなる、レターパックを使っていますが、郵送での対応となるため、出国1日前の検査結果が必要な国への渡航には間に合いません。
また、渡航先の国によっては、より記述内容に制限のある陰性証明書を求める国や、検査方法の制限がある国もあります。
そのため、検査結果が間に合うのか、また渡航に必要な手続きができているのかご不安な方もいらっしゃるかと思いますので、お申し込み後は必ず弊社のサポート担当より電話連絡をさせていただいております。
ご不明な点があればお問合せください。

もっとTokyoなど国内県民割を利用時に必要な陰性証明書

国内県民割を利用する際も、ワクチン接種済証や陰性証明書を提示する必要があります。
国内人気エリアである京都と東京の県民割を利用するための要件をまとめたのでご紹介します。

国内人気エリア(京都、東京)の各要件

京都府の「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」の対象者が、6月1日から京都府在住者だけではなく、近隣の滋賀県、大阪府、兵庫県、和歌山県、福井県、三重県在住者が追加されました。また東京都は都民を対象にした「もっとTokyo」が6月10日から再開されました。

割引を受けるためには以下の2点の提示が必要となります。
・本人確認書類(健康保険証、運転免許証、マイナンバーカード、住民票など)の提示(居住地確認のため)
・ワクチン3回接種済証※2(予防接種済証、接種記録書、接種証明書、接種証明書アプリ)もしくは陰性証明書の提示(12歳未満の方は、同居する保護者等が同伴している場合は陰性証明書の提示不要)

※2 京都府民の場合は、ワクチン接種歴の確認は「2回」でも可能です。ただし、2回接種日から14日以上経過する日から対象となります。
また東京も京都も予防接種済証等は、撮影した画像やコピーなどでも提示可能です。

陰性証明書は、PCR検査、抗原定量検査、抗原定性検査のいずれかの検査の結果が必要です。PCR検査と抗原定量検査の検査結果の有効期限は、旅行・宿泊開始日の3日前以降のもの、抗原定性検査は前日以降のものが有効です。

リプロセルのPCR検査キット

リプロセルのPCR検査は郵送での対応となるため、まずは旅行に間に合うかこちらのページを参照ください。
https://pcr-reprocell.com/flow2/

県民割については、旅行代理店などの取扱事業者が管理しています。PCR検査の受診タイミングや、当日の注意点については担当の取扱事業者に直接お問い合わせください。
まだ県民割申し込み前の段階であれば、各都道府県の県民割公式サイトでコールセンターや、相談窓口の用意もありますのでそちらに問い合わせください。

※2022年10月12日より東京都を除く46道府県で全国旅行支援がはじましました。割引の適用条件を本サイトのコラム【全国旅行支援キャンペーンとPCR検査・陰性証明書】でまとめておりますのでそちらも合わせてご覧ください。

法人様お問い合わせ・検査キット受付コロナ抗体量免疫検査|ワクチン接種後|数値で確認
トップページ > コラム > 旅行前のPCR検査(陰性証明書)はいつまでに?

お問い合わせ

\ 法人のお客様はこちら /

法人様お問い合わせフォーム

法人のお客様は事前銀行振込
※お振込み後のキャンセルは不可

\ 医療機関様はこちら /

医療機関様お問い合わせフォーム