PCR検査無料化事業
PCR無料化事業とは
2021年12月23日の内外情勢調査会で「オミクロン型の封じ込め対策が必要な地域については不安のある全ての方を対象に無料検査を実施できるようにする」と岸田首相の発言もあり、各都道府県でPCR検査無料化事業がスタートしました。
それ以前は、症状のある人や濃厚接触者らのほか、12歳未満や健康上の理由などで接種を受けられない人を無料検査の対象としていたため、大幅な対象の拡大となり、各メディアで取り上げられました。
各都道府県によってPCR検査を無料で提供できるよう整備され、現在(2021年1月25日現在)では多くの地域で無料PCR検査が受けられます。
PCR検査無料化事業は当初2022年1月末までとされていましたが、1部の地域ではすでに2月以降の延長表明があり、地域によっては2月以降も無料で受けられるようになりそうです。
無料で検査ができる仕組み
薬局・病院など(以下、検査会場)PCR検査の実施を目視で確認できる施設が対象となっており、オンラインでPCR検査のキットを販売・郵送対応で検査をしている事業者は対象外となっています。
無料でPCR検査が受けられる仕組みとしては、検査費用(PCR検査キットの費用と、実施手数料)が行政より支払われるため無料で検査を受けることができます。
無料でPCR検査を受ける方法
各都道府県のホームページで無料PCR検査を対応している検査会場が公表されています。まずは、検査会場のホームページを一度確認ください。必要に応じて電話で確認の連絡をされることをお勧めいたします。
予約制にしていて当日空いていない・受付ができない検査会場もございます。
検査を受ける際には、身分証明書を持参し検査会場へ行きましょう。その都道府県に在住していることが条件となっている場合が多いため、身分証明書(運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証、学生証等)は必ず持参しましょう。公共料金の明細等でも対応いただくことができる地域もございます。(地域によって対応が異なる場合もありますので、ご自身でご確認ください。)
その後、検査会場で申込書を記入して身分証明書を提示することでPCR検査を受診することができます。
検査を受ける上での注意点
確定診断を伴わない検査であること
無料でのPCR検査で陽性判定が出たとしても、医療期間での検査結果ではないため、確定診断となりません。皆様がイメージされる自宅待機で保健所から電話がかかってくるような陽性者への流れは、医療機関での確定診断を受けてからの対応となります。
陽性判定が出た場合は必ず医療機関へ受診ください。
全国692店舗(2022年1月4日時点)ある日本調剤の83店舗でリプロセルのPCR検査キットをご活用いただくことができます。その他特定の提携医療機関でも実施可能です。リプロセルのPCR検査キットを活用いただくと、提携医療機関へデータを提供させていただくシステムになっているため、その後の医療機関への受診がスムーズです。
検査完了まで時間がかかる検査会場もあること
検査完了までの時間としては、15分〜数時間という時間がかかります。
実施の時間に幅が出てしまうのは、検査会場でのオペレーションによるところと、使用しているPCR検査キットによるところが大きいです。
実施会場でのオペレーション
都道府県へ提出する申込書と、同意事項等をまとめた書類へのサイン等事務的な作業が必要となります。おおよそ10~15分程度の時間となります。その後検査自体の時間がかかります。
通常の業務もされている中で病院や薬局等で、新しい窓口を設けて実施しているところも多いため、予約制ではない場合には待ち時間がかかります。
リプロセルの検査キットをご活用いただいている店舗が多い日本調剤社では、原則予約必須となっていますので、待たずに検査可能です。
使用しているPCR検査キット
検査キットによっては検査に必要な唾液を採取するのに30分~1時間かかる場合があります。そのため検査キットによっては検査時間が長くなってしまうケースがあります。
リプロセルの提供するPCR検査キットではスワブ法という手法を使っており、口に咥えて30秒程度という短時間で実施できる、高精度なPCR検査となっています。
リプロセルから皆様へ
無料PCR検査の受診を検討されている方へ
さまざまな検査会場がありますが、おすすめは「予約制」になっていて、かつ検査時間のかからないPCR検査キットを使っている検査会場がお勧めです。予約制の是非はホームページや電話連絡で確認ができますが、検査キットの性能までは判断がしづらいかと思います。
もし良ければ、リプロセルが提供している検査キットを使用している検査会場で無料PCR検査を実施ください。
医療機関の皆様へ
検査時間が30秒で簡単に受診が可能です。かつ陽性、陰性という結果だけではなく、どの変異株なのか特定検査までできる高性能なPCR検査です。
患者様への負担も、医療機関様のオペレーションコストも最小限でPCR検査が実施できます。昨年より提携のお問い合わせも一段と増えています。ご興味ある医療機関様、またそのご担当者様いらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせください。