デルタ株(インド)のPCR検査について
デルタ株(インド)のPCR検査について
現在リプロセルでは、デルタ株を含む複数あるインド変異株の特定検査をおこなえるようになりました。
デルタ株は従来の新型コロナウイルスの1.95倍の感染力と推定されており特に注意が必要です。
初期発生地域インドの新型コロナは主にL452RとE484QとP681Rの変異の組み合わせでの3種類に分けられています。
そのうち、現在感染が強まっているとされているのがL452RとP681Rの変異をもつデルタ株(インド)です。
現在実施しているリプロセルの検査は上記3種類の変異も区別する事が可能であり、さらには
デルタプラスも解析でき区別して同定が可能です。
もちろん、アルファ株(英国)、ベータ株(南アフリカ)、ガンマ株(ブラジル)等も同定でき満遍なく変異の
同定が可能になっております。同定可能な種類は下記の表をご確認ください。
国内の変異スクリーニングの方針ではN501Y単品の調査をおこなっていましたが
現在(2021年6月時点)ではインド株特有L452Rの検査をおこなっております。
しかしリプロセルでは多くの変異の種類を同定することが臨床的意義の高いものと考えており
今後も新しく増える変異も含め多くの変異を検出できるように努力をして参ります。