PCR検査は痛いのか
1.痛い方法と痛くない方法
新型コロナウイルスのPCR検査を行う場合、主に以下の3つの方法が行われています。
≪PCR検査の種類≫
(1) 鼻咽頭ぬぐいによる検体採取
(2) 一定量の唾液による検体採取
(3) 少量の唾液による検体採取
(1) 鼻咽頭ぬぐいによる検体採取
鼻の奥にスワブと呼ばれる細い綿棒のようなものを入れて喉の粘液を採取し検査を行います。
インフルエンザの検査と同じく鼻咽頭の奥までスワブを挿入するため人によっては強い痛みが生じることがあります。
(2) 一定量の唾液による検体採取
従来から用いられてきた採取法で、時間をかけて一定量の唾液を集める必要があるため時間と手間がかかりました。
痛みは伴いませんが、唾液を集めるのが大変な小さいお子さんや、ご高齢の方にとっては、不便になることもあります。
(3) 少量の唾液による検体採取
痛みも伴わず、採取する唾液も少量で済む、非常に利便性の高い方法です。
弊社では、この『3)少量の唾液による検体採取』の方法にあたる「スワブ法」という手段で検査を行っています。
やり方は綿棒を30秒間、口に含むだけ!
綿棒に吸収させた少量の唾液だけで検査が可能なため、小さいお子さんやご高齢の方でも簡単に唾液検体を採取できます。
2.少量の唾液による検体採取「スワブ法」のメリット
≪Point !≫
(1) 痛くない
(2) どこにいても自分で採取できる
(3) 感染リスクが低い
「スワブ法」は咽頭拭い法と比べて、痛みや違和感を生じる可能性がほとんどありません。
自分で採取することが可能なことから病院、診療所で採取する必要もなく、感染リスクも低いというメリットがあります。
検査30分前の飲食、歯磨きや、タバコなどは避けていただくようお願いします。
3.検査精度が下がったりしないの?
採取方法によって検査精度が劣る可能性は低いとされており、複数の臨床研究によって「鼻咽頭ぬぐい法」と「唾液による検体採取」を比較して、同等の精度であることが報告されています。
※ 弊社では、厚生労働省健康局結核感染症課および国立感染症研究所による「臨床検体を用いた評価結果が取得された 2019-nCoV 遺伝子検査方法」として、
陽性一致率90%、陰性一致率100%の結果が報告されている検査試薬を採用しているため、十分な検査精度を誇っています。
※ 検査の判定基準では、国立感染症研究所の新型コロナの検査マニュアルではサイクル数(Ct値)が40以下でウイルスの検出がされた場合に
陽性と定められています。弊社でも、前述の判定方法に準じたメーカー指定の判定基準で行っています。
4.痛くないスワブ法で、楽にPCR検査をしてみよう
現在コロナウイルスは変異株の影響により全国的に感染者が大幅に増加しています。
手指の消毒やマスクの着用などの感染対策に加え、定期的なPCR検査を受けることにより、感染リスクを低減することが期待できます。
弊社で行っている小さなお子さんからご高齢の方でも簡単にできる、痛くない「スワブ法」は、大変オススメの方法です。
旅行の前、イベントの前、ご高齢の方に会う前…、ぜひ、マメな検査を行ってみてください。