インド型変異株(デルタ株)の特定検査開始のお知らせ

インド型変異株(デルタ株)の特定検査開始のお知らせ

2021年4月6日にお知らせしましたように、当社では、N501Y変異株(イギリス株)、及びE484K変異株(南アフリカ・ブラジル型)を同時に検出する検査を実施しておりますが、この度、デルタ株を含む複数のインド変異株の特定検査を新規で開始することになりましたので、お知らせいたします。なお、本検査の開始は6月23日を予定しております。

新型コロナウイルスでは、様々な変異株が生まれており、従来株より感染力の強いN501Y変異株(イギリス株)が全国的に広がりを見せております。また、イギリス株より感染力が強く、重症化が懸念されているインド変異株(デルタ株)も、日本で広がりを見せております。世界保健機構では、イギリス株、南アフリカ株、ブラジル株に加え、デルタ株も「懸念される変異株(Variants of Concern)」に分類されています。当社では、このような背景のもと、デルタ株の特定検査を新たに開始することにいたしました。さらに、デルタ株以外のインド変異株2種、フィリピン株も同時に検出いたします。これにより、世界保健機構が分類する全ての「懸念される変異株」の特定が可能になりました。

検査プロセスとして、まずは、最先端のPCR検査であるスマートアンプ法を用いて、陽性/陰性の判定を高精度で行い、その後、全ての陽性検体に対して、デルタ株、イギリス株、南アフリカ株、ブラジル株を同時に特定するPCR検査を追加で実施いたします。変異株の特定検査では、通常、ゲノム解析を用いることが多く、2日程度の時間を要しますが、本手法では、多くの検体(94検体)を一度に、かつ、1-2時間程度の短時間で検出いたします。

今後、オリンピックで多くの国から多くの方々の来日が予定されているため、上記の4大メジャー変異株を迅速に特定できる本検査の位置づけが重要になってくると考えています。

〈インド型変異株(デルタ株)の特定検査開始のお知らせ〉

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