新型コロナウイルスのデルタプラス株の特定検査について
新型コロナウイルスのデルタプラス株の特定検査について
2021 年6月 21 日にお知らせしましたように、当社では、新型コロナウイルスのデルタ株を含む複数のイン
ド変異株の特定検査を実施しております。一方、デルタ株から、さらに変異したデルタプラス株の感染者が国
内でも確認されており、問題となりつつあります。この度、当社の検査で、デルタプラス株の特定も可能であ
ることがわかりましたので、お知らせいたします。
デルタプラス株は、インドから流行が始まったデルタ株に、さらに K417N の変異が加わった新たな変異株で
あり、インド、アメリカ、ヨーロッパ、日本でも感染者が確認されています。また、インド当局は、デルタプ
ラス株を新たに「懸念される変異種(Variant of Concern)」に指定しています。
新型コロナウイルスでは、様々な変異株が発生しており、感染力、重症度、ワクチン効果に影響が及ぶ可能
性があるため、変異株を迅速に特定し感染状況を把握することが重要となっています。
現在、当社で実施している検査では、デルタ株、デルタプラス株を含め、イギリス株、南アフリカ株、ブラ
ジル株等の複数の変異株を1~2時間程度の短時間で同時に検出しております。
今後、オリンピックの開催に伴い、多くの国から多くの方々の来日が予定されているため、デルタ株やデル
タプラス株を含む様々な変異株を迅速に特定できる本検査の位置付けが重要になってくると考えています。